データ作成時の注意点(延ばし)
印刷物全般に言えることなのですが、いわゆる「縁なし印刷」をご希望の場合はデータに延ばしが必要となります。これは実際の大きさよりも少し大きくプリントし、仕上がりのサイズで切り落とすことで縁なし印刷が完成するためです。
この延ばしは、一般印刷では3mmが標準的な数字で、必要に応じてある程度調整することは問題ありませんが、断裁時の誤差によってプリントされていない部分が出ない程度は必要です。
ウエアプリントでも、溶剤インクジェットなどはこの「延ばし」が必要になる場合がございます。
例えばご用意されたイラストに延ばしがないjpegなどのデータの場合など、データそのものを加工することができない場合は背景にTシャツと同じ色の背景を作成し、それに延ばしをつけることで対応いたします。
赤い線が仕上がりの寸法です。このような場合、ほんの少しのカットズレが発生すると白い部分が出てしまうので後の画像のようにシャツの色に合わせた背景(この場合は黒)をつけてその上をカットして仕上げます。
これはダイレクトプリントや昇華プリントでは不要な加工ですが、切って貼る工程がある溶剤インクジェットでは必要な知識となります。
もしデータ作りに不安がありましたら、当店で代わりに作業いたしますのでお気軽にご相談ください。
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